で、結局ロジカルシンキングって何をすれば身につくの?

そんな疑問を持ったことはありませんか。

ロジカルシンキング(論理的思考力)は、コンサルタントだけでなく、仕事で問題解決をする全ての人に必要なスキルです。しかし、本を読むだけではなかなか身につきません。

大切なのは、実際に考えるトレーニングをすること。

今回は、ロジカルシンキングを鍛えるための例題を3つ紹介します。難しい知識は不要なので、ぜひ一緒に考えてみてください。

ロジカルシンキングとは、事実をもとに筋道を立てて考えること

ロジカルシンキングとは、感覚や思い込みではなく、事実をもとに筋道を立てて考えることです。

「売上が下がったのは景気が悪いからだと思う」ではなく、

「売上が下がった原因は何か?顧客数か?単価か?リピート率か?」と分解して考えることがロジカルシンキングです。

トレーニング例題

ロジカルシンキングの基本は、

  • 要素分解する
  • 分類する
  • 仮説を立てる
  • 構造化する

です。これを踏まえて、さっそく例題を解いていきましょう!

例題① あのカフェはなぜ売上が下がったのか?

あるカフェの売上が先月より20%下がりました。あなたが店長なら、理由をどのように考えますか。

解答

売上は、売上 = 客数 × 客単価に分解できます。

客数が減った理由を考えると、

  • 来店客数が減った
  • リピーターが減った

客単価が下がった理由を考えると、

  • お客さん1人当たりの注文数が減った
  • 商品単価を下げ過ぎた

などの仮説が考えられます。

このように、問題の要素を分解して、仮説を立てて原因を考えていくことで、真因にたどり着くことができます。

問題が起きたら、まずは「要素分解できないか」を考えてみましょう。

例題② 残業を減らすには?

あなたのチームは毎月残業が多く困っています。原因を考えてください。

解答

いきなり「もっと頑張ろう」では解決できません。まずは残業の原因を洗い出してみましょう。

  • スキル不足
  • 人員不足
  • 無駄な作業が多い
  • 手作業が多い
  • 優先順位が曖昧
  • 指示が不明確
  • ツールが古い
  • 自動化されていない

そしてこれらを分類していきます。

このように、洗い出した原因を分類・構造化していくことで、どこに原因があるかが明確になります。

原因を洗い出したら「分類化」してみましょう。

例題③ 日本全国に電柱は何本ある?

これはコンサルティングファームの面接でも有名なフェルミ推定です。正解を当てる問題ではありません。

  • 日本人口は約1.2億人
  • 1世帯2.5人と仮定
  • 約5,000万世帯
  • 1世帯あたり電柱1本と仮定

すると、約5,000万本という仮説が立てられます。

もちろん実際の数字とは違うかもしれません。しかし「根拠を持って推定する」ことが重要です。

完璧な答えを求めるのではなく、仮説を立てる練習をしましょう。

まとめ

ロジカルシンキングを鍛えるコツは、日常の出来事を「なぜ?」と考える習慣を持つことです。

今回紹介した3つのトレーニングは、

  • 要素分解する
  • 分類する
  • 仮説を立てる
  • 構造化する

というロジカルシンキングの基本が詰まっています。

最初はうまくできなくても大丈夫です。

コンサルタントも最初から論理的に考えられたわけではありません。日々の積み重ねによって、「感覚」ではなく「根拠」で考える力が身についていきます。

ぜひ今日から、身の回りの出来事を題材にロジカルシンキングのトレーニングを始めてみてください。