「もっと論理的に考えられるようになりたい」「問題解決力を身につけたい」

そんな方におすすめしたいのがゼロベース思考です。

ゼロベース思考とは、今ある前提や常識を一度取り払い、「本当にそうする必要があるのか?」を考える思考法で、コンサルタントが課題解決を行う際にもよく活用されています。

今回は、ゼロベース思考を楽しく学べるように、クイズ形式でトレーニングしてみましょう!

ゼロベース思考とは?

ゼロベース思考とは「今ある前提を疑い、本当に必要なものだけを残す考え方」です。

多くの人は、無意識のうちに過去のやり方や慣習を前提にして考えています。

しかし、

  • なぜそうしているのか?
  • 本当に必要なのか?
  • 他にもっと良い方法はないか?

と考えることで、新しい解決策が見えてきます。

ゼロベース思考クイズ5選

クイズ① 会議は1時間やるのが当たり前?

あなたのチームでは毎週1時間の定例会議を実施しています。最近は共有事項も少なく、30分ほどで話が終わることが増えてきました。このとき、ゼロベース思考に最も近いのはどれでしょう?

A:予定通り1時間実施する
B:雑談で時間を埋める
C:そもそも1時間必要か見直す

正解は・・・

C:そもそも1時間必要か見直す

多くの会社では「会議=1時間」が当たり前になっています。しかし、

  • 本当に1時間必要なのか
  • 30分で十分ではないか
  • 開催頻度を減らせないか

と考えるのがゼロベース思考です。

「今までそうだったから」という理由だけで続けるのではなく、目的から逆算して考えます。

クイズ② 議事録は必ず作るべき?

プロジェクトで毎回議事録を作成しています。しかし参加者は3人だけで、全員が会議内容を理解しています。このとき最もゼロベース思考なのは?

A:今まで通り詳細な議事録を作る
B:議事録作成をやめられないか検討する
C:フォントを見やすくする

 

正解は・・・

B:議事録作成をやめられないか検討する

議事録作成そのものを見直す発想です。もちろん、プロジェクトによっては議事録が必要なケースもあります。しかし、

  • 誰が読むのか
  • 本当に必要なのか
  • 決定事項だけで十分ではないか

を考えることが重要です。

「作る方法」ではなく「作る必要があるのか」を考えるのがポイントです。

クイズ③ 残業が多い原因は?

チームの残業時間が増えています。あなたがリーダーならどう考えますか?

A:残業を頑張るよう呼びかける
B:人員を増やす
C:なぜ残業が発生しているのか調べる

 

正解は・・・

C:なぜ残業が発生しているのか調べる

ゼロベース思考では、すぐに対策を打つのではなく、まず原因を疑います。例えば、

  • 不要な会議が多い
  • 承認フローが複雑
  • 手作業が多い
  • 優先順位が曖昧

など、本当の原因が別にあるかもしれません。

表面的な現象だけを見て判断しないことが大切です。

クイズ④ 毎日出社する必要はある?

会社では全員が毎日出社しています。しかし業務の大半はパソコンだけで完結します。ゼロベース思考として適切なのは?

A:昔から出社しているので続ける
B:出社日を減らせないか検討する
C:出社時間を早くする

 

正解は・・・

B:出社日を減らせないか検討する

「出社すること」が目的になっていないかを考えます。本来の目的は、

  • 業務成果を出すこと
  • コミュニケーションを取ること

その目的を達成できるのであれば、

  • リモートワーク
  • ハイブリッド勤務

という選択肢も考えられます。

クイズ⑤ 資格勉強は参考書から始める?

ITパスポートを取得したいと思っています。最初に何をしますか?

A:とりあえず参考書を買う
B:勉強法を調べる
C:試験合格に必要なことを逆算する

正解は・・・

C:試験合格に必要なことを逆算する

多くの人は、「資格勉強=参考書を買う」という前提で動きます。

しかしゼロベース思考では、

  • 合格ラインは何点か
  • 過去問中心でよいのか
  • 動画学習が向いているのか

など、目的から逆算して最適な方法を考えます。

ゼロベース思考を鍛えるコツ

日常生活の中で次の質問をしてみてください。

  • なぜそうしているのか?
  • 本当に必要なのか?
  • 他の方法はないのか?
  • 目的は何なのか?

この4つを意識するだけで、物事の見え方が変わります。

コンサルタントが特別な能力を持っているわけではありません。普段から「前提を疑う習慣」を持っているだけなのです。

まとめ

ゼロベース思考とは、過去の慣習や常識にとらわれず、本当に必要なものを見極める考え方です。

仕事でもプライベートでも、「当たり前」を一度疑ってみると、新しい発見があるかもしれません。

ぜひ明日から、「そもそも本当に必要?」という質問を自分に投げかけてみてください。

きっと問題解決力が一段レベルアップするはずです。